沖縄の夜を騒がせる黒い影その正体は日本最大級のゴキブリ「ワモンゴキブリ」です。体長4センチ超えは当たり前で茶褐色のボディに胸部の黄色い輪紋が特徴です。彼らの恐ろしさはその大きさと身体能力にあります。驚異的なスピードで走るだけでなく積極的に空を飛びます。窓を開けた瞬間に飛び込んでくることもあれば換気扇や排水溝から侵入してくることもあります。沖縄の高温多湿な環境は彼らにとって最適な繁殖場所であり一年中活発に活動しています。家庭での対策としてはまず「侵入させないこと」が第一です。網戸の隙間テープはもちろんエアコンのドレンホースにキャップをし排水溝にはネットを被せます。しかしどんなに塞いでも入ってくるのが彼らです。侵入された場合の駆除方法としては殺虫スプレーが有効ですが体が大きいため即効性の高いものを選び至近距離から噴射する必要があります。叩いて潰すのは卵が飛び散る可能性があるため推奨されません。また毒餌タイプのベイト剤も効果的ですが設置場所を誤ると逆に呼び寄せてしまうこともあるため注意が必要です。沖縄のスーパーやホームセンターには本土では見かけないような強力な殺虫剤が売られていることもあり地元の知恵を借りるのも手です。根本的な解決にはプロによる定期的な薬剤散布(いわゆる害虫駆除施工)が最も効果的です。これは家の周囲や屋内に残留性の高い薬剤を撒きゴキブリが寄り付かない環境を作るものです。沖縄の県民にとってワモンゴキブリは恐怖の対象であると同時に日常の一部でもありますが正しい知識と対策で遭遇率を劇的に下げることは可能です。